帝王切開と聞くと
「痛みはどのくらい続くの?」
「傷跡は残るの?」
と、不安になりますよね。
私自身も2024年に帝王切開で出産しましたが、実際に体験してみると想像していたよりも早く回復できました。
この記事では、**「帝王切開の痛みはいつまで続くのか」**という疑問に、私の実体験を交えて解説します。
結論:痛みは術後2日がピーク、3週間で歩行が楽に
- 痛みのピーク:術後2日間
- 回復の目安:術後3週間で背筋を伸ばして歩けるように
- 完全な回復感:3ヶ月でウォーキングできるほどに
- 傷跡:1年以上経過すると下着で隠れる位置にうっすら残る程度
つまり「帝王切開の痛みはいつまで続く?」という問いに対しては、
本当に辛いのは術後2日間、生活に支障がなくなるのは3週間、違和感が減るのは3ヶ月前後と答えられます。
痛みのピークは術後2日間
手術当日の夜は体力を消耗して寝たり起きたりを繰り返していました。
傷の痛みはありましたが、ボタンを押すと投与される麻酔があり、思ったほど辛くはありません。
- 当日夜:看護師さんが頻繁に巡回し、産褥パッド交換やアイスノンでケア
- 翌日:下腹部を押されると声が出るほど痛いが、徐々に軽減
- 2日目:痛みがピーク
- 3日目以降:ロキソニンでコントロールでき、我慢できるレベルに
この経験から「帝王切開=ずっと激痛」ではなく、痛み止めで十分コントロールできると感じました。

看護師さんの中には、入院中ずっとロキソニンを飲んでいることをよく言わない人もいましたが、私は、痛み止めが切れて、痛くなるんじゃないか‥と心配で落ち着かなかったので、入院中はずっと服用していました。産後の入院は1週間程度ですし、一生薬を服用し続けるわけではないので、遠慮せず痛み止めを使った方が回復が早い場合もあると思います。
よく、子宮収縮(後陣痛)の痛みもあると言われますが、具体的にどこが痛むということはわかりませんでした。
大病院に入院している間は、ずっと点滴をしていたのですが、点滴の針がずっと刺さりっぱなしで痛かったです。しかも、腕を少しでも曲げると点滴が入らなくなり、アラームが鳴るので、地味にストレスでした。
術後のケアはどうする?
- 手術当日夜は看護師さんがベッド上で清拭
- 翌日は渡されたおしぼりで体を拭く
- 翌々日からシャワー再開
- 傷口は「アトファイン」というテープで覆い、1週間ごとに貼り替え
- 腹帯も1ヶ月ほど装着
最初の貼り替えは怖かったですが、2回目以降は痛みも軽く、徐々に慣れていきました。
回復の経過
- 翌日から歩行練習:前かがみでゆっくり
- 4日目:転院時には赤ちゃんを抱っこしてゆっくり歩ける程度に
- 退院後2週間:まだ痛みはあるが、日常生活は送れる
- 3週間後:背筋を伸ばして歩けるように
- 2ヶ月後:実家まで車を運転できる程度に回復
- 3ヶ月後:ウォーキングできるほどに
傷跡は1年以上経ってから確認しましたが、下着で隠れる位置に横15cmほどの線がうっすら残っている程度。普段の生活では全く気になりません。

まとめ:帝王切開の痛みは思ったより早く落ち着く
帝王切開の痛みは「いつまで続くの?」と不安になりますよね。人によって差はありますが、私の場合は術後2日間がピークで、その後は少しずつ和らいでいきました。特に寝返りや立ち上がりの時にお腹にズキンと響く感覚があり、笑ったりくしゃみをするのも怖かったのを覚えています。
退院する頃には、手を添えれば歩けるようになり、術後4日で短時間なら赤ちゃんの抱っこも可能に。3週間たつと背筋を伸ばして歩けるようになり、1ヶ月健診の頃には日常生活の動きがかなり楽になりました。3ヶ月経つ頃には軽い運動もできるようになり、長い間不安だった「痛みは一生残るのでは?」という心配はなくなりました。
また、私は病院からロキソニンを処方されましたが、痛み止めをきちんと使うことで回復もスムーズでした。遠慮せずに服用するのはとても大切だと思います。
出産は「全治2ヶ月の大けが」と言われますが、本当にその通りだと実感しました。だからこそ、お母さんが無理せず休養することが、赤ちゃんにとっても一番の安心材料になりますよ^^
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