「1歳半健診ってどんなことをするんだろう?」
「持ち物は?どれくらい時間がかかるの?」
そんな疑問を抱える方も多いと思います。私もつい先日、宮崎市で娘の1歳半健診を受けてきました。実際に体験してみて感じた大変さや準備してよかったこと、検査の流れをまとめていきます。
結論
1歳半検診でやる検査は次のとおりです。
- 身長、体重、頭囲測定
- 問診
- 歯科検診&フッ素塗布
宮崎市で指定された持ち物は黒文字で示しました。青文字は、私が実際に持っていって「役立った」と感じたものです。これ以外は、オムツやおしりふきなど、普段子どもとのお出かけに持っているもので十分対応できます。なお、リュックよりも肩掛けバッグの方が、バスタオルや歯ブラシの出し入れがしやすく便利でした。
- 事前に郵送された問診票と診査表
- 親子手帳
- バスタオル
- 歯ブラシ
- お気に入りの絵本
- おもちゃ(久しぶりに子どもに見せるものか、百均などで購入した新しいおもちゃ)
所要時間は、事前に約2時間と聞いていましたが、2時間20分でした。
今回の健診は一次健診で、終了後1か月位内に、行きつけの小児科にて、二次健診が必要とのことです。
詳しくは以下で解説していきます♪
当日の流れと雰囲気
受付は12時半から始まり、私は開始ちょうどに到着しました。
それでも番号はすでに約30番前後。最終的には65番まで呼ばれていたので、かなりの人数が集まっていました。
今回の健診は2月生まれが対象でした。早生まれの子は比較的少ない印象です。出生数が多いとされる8月・9月生まれの子は、3月・4月に健診を受けることになるので、その時期はもっと混むのではないかな、と感じました。
事前の案内では「約2時間で終わります」と案内されましたが、実際には2時間20分でした。
ちょうどお昼寝の時間帯なので、眠くて泣いてしまう子も多く、会場のあちこちで抱っこされたまま眠っている子もチラホラ。娘も眠いのに寝られず、途中から泣き方がヒートアップ。正直かなり大変でした。
ベビーカーは通路が狭く会場に持ち込めませんでした。抱っこ紐も、検査の都度降ろす手間があるので、大変だと思います。

検査の内容
検査は3つ。身長・体重・頭囲測定、問診(発達チェック)、歯科検診です。
身長・体重・頭囲測定
服を脱いで、オムツ姿で待機します。大便が出ている場合は、トイレに行ってオムツを交換しておきましょう。
体重測定は、オムツを脱いで全裸で座って計測します。新しいオムツを職員の方に渡すと、交換してくれます。
その後、身長・頭囲を測って終了です。

問診(発達チェック)
事前に記入した問診票と診査表を見ながら、1日のテレビを見る時間や発語について質問されました。
そして、発達チェック。
1.5センチ四方の積み木が3つあり、これを上に積めるかどうかを確認されます。娘は最初カチカチと音を立てて遊んでいましたが、私が「こうやって積むんだよ」と見せるとすぐに積むことができました。褒めると本当に嬉しそうな顔をしていて、その後も何度か挑戦してくれました。
次はイラストの指さし。A4用紙に、犬や車、魚、バナナなどがプリントされており、それを見せて「ワンワンどれ?」と聞かれるのですが、娘は普段そういう遊びをしていないため、ここではできませんでした。

歯科検診
最後は歯科検診。大きな声で泣きましたが、歯の状態を確認してもらい、フッ素を塗布して終了しました。
終了後に、二次健診の案内をされます。今回の健診から、1か月位内に、行きつけの小児科にて、二次健診をするよう案内されました。事前予約が必要です。

大変だったこと
正直、想像以上に疲れました。
可能であれば、夫に同伴してもらった方が安心です。実際に夫婦で来ていた方は全体の1割ほどでしたが、身体測定や歯科検診ではバスタオルを出し入れする必要があり、子どもを抱っこしながらだととても手間取ります。さらに、健診の合間に子どもが眠ってしまうと抱っこで両手がふさがり、何もできなくなることもありました。
問診のときには「発語」についても質問されました。「お子さんが何を言っているか分かりますか?」と聞かれましたが、うちの子は「パパ」「アンヤ(動物全般)」「お茶」くらいしか話せないので正直に「分かりません」と答えたところ、「2歳で二語文が出なければ発達確認のために電話します」と言われました。ちょっと大げさかな…と思いつつも、これが健診というものなんだなと受け止めました。

娘の様子と成長
泣き方が激しくなった時間帯もありましたが、全体的には思ったほど泣きませんでした。他の子が泣いているのを見ても、スンとした表情。緊張はしていたようですが、慣れてくると家のように絵本を声に出して読んだり、私があやすと笑ってくれる場面もありました。
「積み木を一度見せただけでできた」ことは、親としてはとても誇らしく、ちょっと天才かも?と親バカ全開で思ってしまいました(笑)。

まとめ
1歳半健診は、あくまで子どもの成長を確認するための機会。会場という慣れない環境でできなかったことがあっても、それだけで発達に遅れがあると決めつける必要はないと思いました。
毎日一番近くで子どもを見ているのは親。家庭の中でできていること、得意なことをしっかり見てあげれば、それが一番の成長の証になるのだと感じました。

健診の場ではできなかったことでも、家に帰ればできていることがたくさんあります。比べるよりも、その子ならではの「できた!」を一緒に喜ぶことが、子どもの自信にもつながりますよ。

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