「妊娠糖尿病って、やっぱり炭水化物を減らさなきゃいけないの?」
「病院で栄養指導を受けると、どんなことを言われるの?」
妊娠糖尿病と診断されると、食事の内容に不安を感じる方も多いと思います。私も入院前は自己流で炭水化物を減らしていましたが、入院中の栄養指導で「正しいバランス」を学んで、考え方がガラッと変わりました。
結論からいうと――
炭水化物を自己判断で減らすのはNG!むしろ必要な量をきちんと摂り、バランスよく食べることが血糖コントロールの第一歩です。
この記事では、私が栄養士さんから教わったアドバイスと、自宅で実践した食事・おやつの工夫を紹介します。
栄養指導で教わった食事の基本
私の身長約150センチ+体重で計算してもらった数値です。
- 必要カロリーは 1,800kcal(23単位)
- 栄養バランスの目安
- 糖質:12単位
- タンパク質:7.5単位
- 脂質:1.5単位
- 野菜:1.2単位以上
- 調味料:0.8単位
特に印象的だったのは、私が「炭水化物を減らしすぎていた」こと。
ご飯は 1食150〜165g 必要と言われ、野菜やタンパク質だけでお腹を満たすのは間違いだと気づきました。
食べ方の工夫
- 野菜から食べる
- 20分以上かけてゆっくり食べる
- 食後2時間で血糖値を測定(タイマー必須!)
入退院前後の食事の比較
入院前(タンパク質多すぎ、炭水化物少なすぎ)
入院前は「血糖値を上げないように」と炭水化物を極端に減らして、肉やタンパク質に偏った食事をしていました。
見た目はしっかり食べているのに、栄養バランスは崩れていたんです。



栄養指導を受けた退院後
栄養指導後は「白米もしっかり食べる」ことを徹底。ご飯を抜くのではなく、毎食165gをきちんと食べるようにしました。タンパク質は少なめ、野菜を多めに意識しました。



写真で見返しても、食事のバランスが大きく変わったのを実感しています。
おやつの工夫
おやつは1日200kcal以内ならOKとのこと。
推奨されたのは、ナッツ・無糖ヨーグルト・チーズなどでしたが…甘党の私はやっぱりチョコやビスケットが食べたい!
そこで出会ったのが ロカボスイーツ。
糖質量10g以内で「罪悪感なく食べられる」ので、ローソンのブランシリーズやアーモンドチョコ、SUNAOのアイスによくお世話になりました。
ただしロカボ商品は少し割高なので、普通のお菓子を「量を決めて少しずつ食べる」という工夫もしていました。
運動との付き合い方
妊娠後期はお腹の張りや痛みが出やすく、私は積極的な運動はできませんでした。
病院からも「インスリンを打った直後の激しい運動は低血糖リスクがあるので控えて」と指導されました。
まとめ
妊娠糖尿病と診断されても、食事管理のコツを知れば不安はぐっと減ります。
- 炭水化物は自己判断で減らさず、指導された量をしっかり摂る
- 野菜からゆっくり食べる
- おやつはロカボや量を決めた普通のお菓子で工夫する
不安でいっぱいのときこそ、「今日できたこと」に目を向けてみましょう。私も最初は戸惑いましたが、食事の工夫が習慣になると気持ちも前向きになれましたよ。
他にも妊娠糖尿病についての記事をご用意していますので、コチラからぜひご覧ください♪

食事制限って「我慢」と思うと辛いですが、ちょっとした工夫で「楽しみ」に変えられます。
例えば、今日のご飯に野菜をもう一品足して彩りを増やすだけでも、食卓の印象がガラッと変わりますよ。
写真を撮ってみるのもおすすめです。自分で用意したご飯を「意外とバランス良いかも!」と再発見できたり、ちょっとした達成感につながります。
無理を重ねるより、小さな工夫を積み重ねることが、結果的に大きな安心につながるんですよね。
コメント