ハンドメイド作品を販売したいけれど、どうやって始めたらいいのかわからない……そんな方に向けて、今回は筆者が初めてフリーマーケットに出店した時の体験をもとに、必要な準備や気をつけたいポイントをご紹介します。
フリーマーケットは、ハンドメイド作品や不用品をリアルにお客様に手に取って見てもらえる貴重な場です。自分の作品を対面で購入してもらえたり、◯◯ってないですか?なんて、お客さんから新たなアイデアをもらえる可能性も!
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準備のコツを押さえれば、初心者でもしっかりフリーマーケット出店を楽しむことができますよ!
出店のきっかけ
10年ほど前、趣味でレジンアクセサリー(ヘアゴムやイヤリングなど)を作っていた私は、作品をもっと多くの人に見てもらいたいという思いから、地元の屋外フリーマーケットに初めて出店しました。
【準備①:情報収集と出店料の確認】
まずは地元のイベント情報をSNSや地域のフリーペーパーなどで収集。出店したいイベントを見つけたら、運営元に連絡して詳細を確認します。
私が参加したフリーマーケットは、出店料が2,500円。最初は「2,500円分売れたら元が取れる」と思っていましたが、実際にはそれ以上に準備にかかる費用があることをこの後知ることになります。
【準備②:必要な備品を揃える】
屋外出店だったため、まずは以下のような備品を揃えました:
- タープ(日差しや雨除け)
- ブルーシート(地面に敷く用)
- 折りたたみテーブル(商品ディスプレイ用)
- キャリーカート(運搬用)
- コルクボード(アクセサリーの展示用)
- 物干しスタンド(衣類の展示用)
- 折りたたみ椅子(出店中の休憩用)
これらはフリマだけでなく、キャンプやBBQにも活用できるので、購入して損はありませんでした。
私が出店した時期は、春だったので極端な寒さ暑さ対策は不要でしたが、長時間屋外に滞在することになるので、出店する季節によって、ブランケットやハンディファンなどの用意があるといいです。
【準備③:商品とディスプレイ】
アクセサリーを引き立てるディスプレイも大切です。私は大きなコルクボードに作品を並べ、写真付きの使用例もプリントして展示しました。写真があることで、お客様が使用シーンを想像しやすくなり、購買意欲が高まります。


また、スペースが思ったより広く、商品が少なく見えてしまったので、不用品(衣類・小型家電など)も一緒に販売しました。自宅の不用品をかき集めて準備しておくと、見栄えも良くなります。
【準備④:売買に必要なもの】
現金取引が基本のため、お釣り用の小銭や千円札をしっかり準備しました。特に1000円札は多めに持っておくのがおすすめです。
また、価格を把握しやすくするために、以下の工夫をしました:
- 色付きの丸シールを使って価格分け(例:赤=500円、青=300円など)
- 店頭に価格シールの意味を掲示
- 電卓で合計金額の計算
- 売れた商品を記録する手帳
- 袋詰め用のビニール袋(大・小)
当日の流れと売上結果
当日は朝早くから準備し、お客様とのやり取りも楽しみながら販売。特に小学生の女の子が、アクセサリーを真剣に選んでくれている姿がとても印象的で、嬉しかったのを覚えています。
最終的な売上は11,250円。商品の単価が500円以下のものが多かったので、予想以上の好成績でした!
しかし、出店のために購入したタープや折りたたみテーブルなどに、3万円以上かかったので、お試しで出店するには少し痛い出費に。フリマには2回参加して以降、もう出店していませんが、キャンプ用品は、今も愛用しています。これから出店予定の方で、一から道具を揃える方には、本格的なものではなく、中古品販売店などで入手されると、費用が安くで済むと思います。
まとめ:フリマ出店の魅力
フリーマーケットへの出店は、販売だけでなく、お客様と直接コミュニケーションが取れるのが魅力。ディスプレイの工夫や準備の大切さを学び、作品に対する反応を間近で感じられる貴重な経験となりました。
メルカリやフリマアプリも便利ですが、リアルな場での出店にはまた違った面白さがあります。初めての方も、しっかり準備をすれば大丈夫!ぜひ一度、挑戦してみてはいかがでしょうか?


フリーマーケットでもメルカリでも、「やってみたい!」と思ったその瞬間が、一番やる気に満ちているタイミングです。熱が冷めないうちに、出店の申し込みをしたり、出品の下書きを作っておくだけで、行動に移すスピードが格段に上がります。大切なのは、少しでも「面白そう」「気になる」と思ったら、とりあえず一歩踏み出してみること。その一歩が、あなたの5年後、10年後の人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。行動が、未来をつくります。
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