📖読書をしよう 〜文章にふれる豊かな時間〜
私は、文章を読むのが好きです。
スキマ時間にはスマホでヤフーニュースをチェックしたり、SNSで流れてきた記事を読んだりすることが多いのですが、どんなジャンルでも「書かれた文章」には、それぞれの個性や工夫が感じられて面白いなぁと思います。
言葉の選び方や、文章のリズム、表現の仕方って、本当に人それぞれ。その人らしさが出ていて、読むたびに「なるほど、こんな表現のしかたがあるのか」と発見があります。
ネットにある記事の多くは、Webライターさんや記者さん、編集者さんといった“書くプロ”たちによって作られています。文章の構成も上手で、限られた文字数の中にしっかりと情報やメッセージが込められていて、思わず引き込まれてしまいます。
でも、私にとっての「読む楽しさ」は、それだけじゃありません。
本を読む時間も、とても大切な時間です。
作家さんが書く物語やエッセイには、心に残る言葉や、自分では考えつかないような視点があったりして、読んだあとにじんわり余韻が残ることもあります。
ネット記事のテンポ感もいいけれど、本を読むときはもっとゆっくりと、味わいながら、静かな気持ちで向き合える気がするんです。

🐤まずは“薄い1冊”から始めてみよう
「本を読むのってちょっと苦手かも…」という方には、まずは“薄い1冊”から始めてみるのがおすすめです。
短めの物語やエッセイなら、スキマ時間でもサクッと読めて、最後まで読み切れる達成感もあります。
しかも、読んだあとにふわっと心があたたかくなったり、考えさせられたり。テレビや映画では得られないような、じんわりとした満足感があるんですよ。
たとえば、こんな本はいかがでしょう?
📘 『お探し物は図書館まで』青山美智子 著
ちょっぴり人生に迷った人たちが、本を通して新しい一歩を踏み出していく、やさしい短編集。読後にほっこりできる一冊です。
📕 『カラフル』森絵都 著
中高生にも人気の本ですが、大人が読んでも心に響くストーリー。死んだはずの“ぼく”が生まれ変わりのチャンスをもらって、自分を見つめ直す物語です。
📗 『チーズはどこへ消えた?』スペンサー・ジョンソン 著
とても短いのに、深いメッセージが詰まった1冊。変化をどう受け入れるかを、シンプルな物語の中で教えてくれます。
🧎♀️➡️読書は、著者との静かな会話
「読書は著者との対話」と言われることがあります。
これは本当にその通りだなぁと思っていて、本を読むって、ただ文字を目で追うだけじゃなくて、著者の考え方や想い、経験を“追体験”するような感覚があります。
まるで、時間や場所を超えて、著者と静かに言葉を交わしているみたいな感じ。
もうこの世にいない作家さんの作品でも、文章を通してその人の心や世界に触れることができるのって、すごく素敵なことだと思うんです。
まるで“声”が本に残っているような、不思議で豊かな体験です。

🎧️読書のスタイルは、人それぞれでいい
最近では「聴く読書」も人気ですよね。
オーディオブックなら、目を使わずに耳だけで楽しめるので、通勤中や家事の合間にもぴったり。プロのナレーターが読んでくれるので、物語にスッと入り込めます。
本を読む時間って、紙の本でも、電子書籍でも、音で聴くのでも、どんなスタイルでもOK。
「こうじゃなきゃいけない」なんてルールはありません。
ちょっとだけスマホを置いて、1冊の本を手に取ってみる。
または、耳で物語を聴いてみる。
そんな小さな選択が、毎日をほんの少し、豊かにしてくれるかもしれません。

🎈お気に入りの一冊を教えて下さい
あなたは、お気に入りの本がありますか?
是非コメントで教えて下さい!
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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