妊娠糖尿病は赤ちゃんに影響する?帝王切開の可能性と出産費用を解説

妊娠・出産

妊娠糖尿病って、赤ちゃんに影響するの?
妊娠糖尿病になると帝王切開になるの?

診断を受けた妊婦さんは、不安でネット検索を繰り返してしまうこともあると思います。私もその一人でした。

でも大丈夫!私は妊娠7か月で妊娠糖尿病と診断され、最終的に帝王切開で出産しましたが、1年半経った今でも子どもは元気に成長しています。

この記事では、2024年に実際に出産した私の体験談をもとに、 「赤ちゃんへの影響」「出産方法」「費用や制度」 をまとめました。これから妊娠糖尿病と向き合う方の参考になれば幸いです。


妊娠糖尿病がお腹の赤ちゃんに与える影響

胎児が「巨大児」になりやすい

妊娠糖尿病では、高血糖の影響で赤ちゃんが大きくなりやすく、「巨大児」と診断されるケースがあります。巨大児は、分娩時に赤ちゃんの頭は出たのに、肩が骨盤にひっかかって体が出てこない「肩甲難産」を起こしやすく、帝王切開に切り替わる可能性もあります。
私自身も診断を受ける前から「赤ちゃんが週数より2週分ほど大きい」と言われていました。

出生後に低血糖になることがある

妊娠糖尿病のお母さんから糖分をもらっていた赤ちゃんは、出生直後に低血糖を起こすことがあります。
うちの子も生まれた当日点滴を受けましたが、翌日には安定し、すぐに点滴は不要になりました。

その他のリスク

出生後に多血症・高ビリルビン血症・呼吸障害などが起きる可能性もあります。ですが、妊娠糖尿病と診断された時点で、こうした対応が可能な病院に紹介されるので安心してください。

将来の肥満や2型糖尿病リスク

「妊娠糖尿病の子は将来糖尿病になりやすい」と聞くと不安になりますよね。私も「子どもが糖尿病になったらどうしよう」と悩みました。
ただ、これは遺伝的要因よりも 生活習慣の影響 が大きいのではと考えています。
毎日朝食が菓子パンのみだったり、毎日大量のお菓子を食べるお母さんを見て育った子どもは、大人になっても、それが普通の生活習慣だと認識することが多いと思いますし、大人になってから改善することは難しいですよね。

子供が糖尿病にならないようにするためには、お母さんが、栄養指導で学んだ食事管理を、子供にも実践することが大事です。
親が栄養バランスを意識した食事を続ければ、子どもの将来のリスクも減らせるはずです。


出産方法は制限されるの?

妊娠糖尿病だからといって、必ず帝王切開になるわけではありません。
私は先生からは「陣痛促進剤を使って自然分娩を試み、難しい場合は帝王切開に切り替える」と説明されました。

私の場合は赤ちゃんが大きめ+低身長で骨盤が狭かったこともあり、最終的には帝王切開となりました。
病院では、双子・逆子・前置胎盤・巨大児などリスクが高い場合を除き、最初から帝王切開と決めることはありません。医師が母体と赤ちゃんの状態を見ながら一番安全な方法で出産する方法を判断してくれるので安心してください。


出産費用と保険・補助制度

妊娠糖尿病関連の費用

通院・入院・インスリン関連の費用は、産後1か月健診までで約9万円かかりました。
妊娠糖尿病でかかった費用の詳細はコチラで紹介しています。

出産費用

通常の出産は保険適用外ですが、帝王切開は保険が使えます。私の場合、出産費用は約38万円でした。
出産費用の詳細は、コチラで紹介しています。

保険や高額療養費制度

私は共済に加入していたので、妊娠糖尿病と帝王切開の両方で給付を受けられました。民間保険に加入している方は、ぜひ確認してみてください。
さらに、高額療養費制度を利用すれば自己負担額が軽減されます。私の場合、出産費用73万円が自己負担限度額の57,600円まで抑えられました(上限額は収入により異なります)。

👉 詳細は 宮崎市の高額療養費ページ をチェックしてください。


まとめ

妊娠糖尿病と診断されると、不安は尽きないものです。
でも大切なのは「できることをやる」こと。先生や栄養士の指導に従い、前向きに過ごせば大丈夫です。

赤ちゃんが無事に生まれてくれたら、一緒に行きたい場所ややりたいことを考えてみましょう。未来へのワクワクが、不安を和らげてくれますよ。

他にも妊娠糖尿病についての記事を書いていますので、是非ご覧ください♪コチラから


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不安な気持ちを和らげるには、「小さな楽しみ」を予定に入れるのがおすすめ。
「出産後に行きたいカフェをリストアップする」「欲しいベビー服を探してみる」など、未来の楽しみを想像するだけで、少し心が軽くなります。

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