メルカリを使っていると、「出品してすぐ売れた!」という商品がある一方で、どれだけ価格を下げても売れない商品もあります。この記事では、筆者自身の体験をもとに、思った以上に売れなかった3つの商品と、その理由について詳しくご紹介します。
これからメルカリで出品を考えている方や、なかなか売れずに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
コーチのバレンタイン限定 長財布
10年前に購入し、主に家の中で使用していたコーチのバレンタイン限定長財布。白地にたくさんのハートが描かれた可愛らしいデザインでしたが、装飾の劣化により一部の革が剥がれてしまっていました。
出品価格の変遷
最初は「ブランド物だし…」と欲張って2,000円で出品。しかし「いいね!」は8件ついたものの、購入には至らず。徐々に価格を下げ、最終的には400円でやっと売れました。
売れなかった要因
- デザインが派手すぎる:白地+ハート模様は好みが分かれる
- 劣化が目立つ:明るい色でダメージが目立ちやすかった
- ブランド=高値で売れる、は通用しない:状態やデザイン、需要とのバランスが重要
教訓:ブランド物でも、状態やデザインがニーズに合わなければ売れにくい。出品時には状態の詳細な説明と、写真での可視化が大切です。
お呼ばれパーティードレス
結婚式ラッシュが落ち着いて出番がなくなったパーティードレス。黒と深緑の落ち着いた配色で、流行り廃りのないデザイン。使用後は毎回クリーニングし、大切に保管していました。
出品価格と最終価格
状態は良好だったにも関わらず、なかなか売れず…。最終的に1,200円で売れました。
別のドレスに至っては、300円でも売れず、ジモティで0円譲渡することに。
売れなかった要因
- ドレスのニーズの低下:結婚式などのイベント自体が減少
- 若年層の購入傾向の変化:今の若者はドレスはレンタル派が多数
- 梱包が手間&送料高:素材がデリケートで、段ボール梱包が必要だった
教訓:一見状態が良くても、需要がなければ売れません。イベント関連商品は流行や社会情勢をチェックすることも重要です。
KALDIの限定紅茶セット
KALDIの「猫の日バッグ」に入っていた限定の紅茶セット。紅茶好きにはたまらないアイテムで、缶のデザインもとても可愛らしいものでした。
出品価格と反応
「いいね!」は複数ついたものの、なかなか購入には至らず。送料が750円ほどかかるため、大幅な値下げもできず、ほとんど利益は出ませんでした。
売れなかった要因
- 送料が高い:軽くても大きい商品の配送コストがネック
- 茶葉の賞味期限や保存状態が気になる人も多い
- プレゼント用途ならラッピングが必要:そのままだと「贈り物」として魅力に欠ける
教訓:サイズや送料も考慮して出品するべき。送料が高くなる商品は、ジモティなどの対面取引や、まとめ売りで送料を分散させる工夫が有効です。
まとめ:売れない商品から学ぶこと
メルカリで売れなかった商品には、それぞれ「売れにくい理由」がありました。でも、そこで諦めるのではなく、なぜ売れなかったのかを分析することで、次の出品に活かすことができます。
- 商品の状態やデザインが需要に合っているか?
- 送料とのバランスは取れているか?
- 出品文や写真で魅力を伝えきれているか?
これらを振り返ることで、自分なりの出品スタイルが確立されていきます。特にメルカリ初心者の方は、最初は思うように売れなくても気にしすぎず、色々試行錯誤することが大切です。

「売れなかった」という経験も、立派な学びの一歩です。気になることがあれば、まずはチャレンジしてみること。失敗も経験値になります。
今日の小さな一歩が、明日の楽しみや自信につながっていくかもしれません。
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