私は20代後半くらいから、原因不明の頭痛に悩まされてきました。
薬を飲んでも、数日経っても、痛みがなかなか治まらず、脳外科でMRIを撮って検査したことも。
今回は、原因不明の頭痛でお悩みの方へ向けた記事です。もしかしたら私と同じ方法で、頭痛が解消されるかもしれませんので、参考になれば幸いです。
痛みの始まり
寒い季節のとある日、その日は突然でした。
当時、私は偏頭痛もちでもないのに、突然頭痛がし始めたんです。
具体的に痛い場所は、後頭部の下辺り。ズキッ!ズキッ!と、30分に1回位のペースで痛みます。
頭痛以外の症状はなく、鎮痛薬を飲むなどしてみましたが、あまり効果は感じられませんでした。
どんなときに痛む?
痛むときに、何か決まりがあるわけではありませんでしたが、深く息を吸ったときに痛みが走った記憶があります。
当時、以前からずっと楽しみにしていた家族旅行に出かけた際も痛みが治まらず、旅行中もイライラしていました。
脳外科でMRIを撮る
痛みが1ヶ月以上続いたときに、「このままじゃいけない!」と思い、重い腰を上げて、ようやく脳神経外科を受診。
病院では、問診後、MRI検査をしてもらいました。
初めてのMRI検査。私は、閉所恐怖症の自覚はありませんが、検査中にパニックになってしまうことを避けるため、検査台に乗った後は、絶対に目を開けないよう、気をつけました。検査には、40分くらいかかったと思いますが、特に異常は見つかりませんでした。
ネットで色々と検索した結果わかったこと
MRI検査に異常がなくても、頭痛がなくなるわけではないので、その後も色々と自分なりにネットで検索をしました。
そこで「寝ている間の歯ぎしりが頭痛の原因になっていることがある」という記述を見つけました。歯ぎしりには少し心当たりがあったので、改善しようと思いました。
歯科衛生士さんから聞いたこと
以前、歯医者に行った際に、歯科衛生士さんから聞いた話なのですが、舌を出して、舌の側面がギザギザになっている人は、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているそう。
かく言う私も、寝ている間のことは、自分自身全くわかりませんが、舌の側面にはしっかりギザギザで、歯ぎしり・食いしばりの痕跡が!もし、頭痛の原因が、歯ぎしりなのであれば、寝ている間、マウスピースを装着しておくことで、軽減されると考えられます。
歯医者さんでマウスピースを作ってみた
歯ぎしりや食いしばりは、歯が欠けてしまう原因になったりするとのことで、早速行きつけの歯科医で、歯の型をとってもらいマウスピースを作成しました。大体1ヶ月位でマウスピースが完成し、受取りできました。
私が作ってもらったマウスピースは、シリコン製で柔らかく、上の歯全体に被せて使用します。自分の歯型をとって、作成しているので、装着中も特に違和感はありません。
寝る前にマウスピースを嵌めて寝る
早速、その日から、寝る前にマウスピースを装着して、就寝しました。
翌日は、頭痛がいつもよりマシになっているかな‥?程度でしたが、1週間後には、頭痛で悩んでいたことを忘れるくらい、いつの間にか痛みが消えていました。
その後、頭痛がしないときは、マウスピースを装着せずに寝ていますが、頭痛がするときは、マウスピースを嵌めて寝るようにしています。
まとめ
私の頭痛の原因は、歯ぎしり・食いしばりだったようです。おそらく頭痛だと思っていたのは、頭ではなく顎周辺の筋肉が緊張していたのでしょう。
頭痛がする、と一言に言っても、人によってそれぞれ原因があり、痛みの原因を特定することは難しいですよね。病院で診てもらっても原因がわからない場合は、地道ではありますが、一つずつ改善方法を試してみることが大事だな、と思った出来事でした。
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