食物アレルギーの疑問|卵アレルギー克服時期と遺伝の関係【実体験】

子育て

卵アレルギーはいつから克服できるの?
アレルギーって遺伝なの?

お子さんに食物アレルギーがあるとわかった瞬間、どうすればいいのか悩んでしまう親御さんも多いと思います。私もその一人でした。娘は生後11か月で卵アレルギーを発症し、それから1歳半になるまで、卵を含む食材をすべて除去した生活を送っていました。

この記事では、食物アレルギーを発症したときにどんな流れで病院を受診すればよいのか、またアレルギーは本当に遺伝するのかについて、私の体験談を交えてお伝えします。同じように悩む方の参考になれば幸いです。

結論

食物アレルギーがわかったら、まずはかかりつけの小児科で診てもらうことが大切です。普段の健康状態を把握している先生に相談することで、緊急性の有無や初期対応を判断してもらえます。

ただし、食物アレルギーは専門的な検査や段階的な食事指導が必要になることも多いため早めにアレルギー専門外来を受診するか、紹介してもらうのが安心ですかかりつけ医と専門医、両方の力を借りながら進めていくのがベストだと思います。

アレルギーは、親がアレルギーでなくとも発症します。


卵アレルギー発症

娘の離乳食は生後6か月からスタート。おかゆや野菜、魚、肉、卵黄と順調に進めていました。ところがある日、卵1個を電子レンジで加熱した卵焼き風のものを5分の1ほど食べさせたところ、30分後に全身に赤い発疹と膨疹(ぼこぼこした発疹)が…。すぐにかかりつけ医へ駆け込みました。

先生に診てもらい、アレルギーを抑える薬を処方してもらい診察は終了。このとき娘は生後11か月。先生からは
1歳半になると卵を食べられるようになる子も多いですよ
と説明を受けました。※これはあくまで一例であり、すべての子どもに当てはまるわけではありません。卵アレルギーの進め方は個々の状態によって異なるため、必ず主治医や専門医の指示に従ってください。
私はその言葉を聞いて、1歳半までは卵を完全除去して過ごすことにしたのです。


保育園の給食はどうなる?アレルギー検査は必要?

卵アレルギーがわかったあと、保育園の先生から
「アレルギー検査はされましたか?」と聞かれました。

当時の私は「病院で言われた通りにしていれば大丈夫」と思い込んでいて、
正直、血液検査の必要性すら知りませんでした。
ですが、保育園では給食で多くの食材を扱うため、
“他のアレルギーがないか”を確認する必要があると聞き、初めて検査を受けることにしました。

念のため、かかりつけでアレルギー検査を実施

かかりつけ医で血液検査を受けた結果、
卵ほど高い数値ではないものの、鶏肉にもアレルギー反応が出ていることがわかりました。

それまで娘は普通に鶏肉を食べていたので、かなり驚きました。
先生からは
「鶏肉もアレルギー項目として保育園に提出しますか?」
と聞かれ、正直迷いましたが、
もし園で何かあったら怖いと思い、卵と鶏肉の両方をアレルギー除去として記載してもらうことにしました。

給食から卵・鶏肉を除去してもらう書類の提出

保育園に提出したのは、「保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表」という書類です。使用したのはリンク先の1ページ目のみです。保護者が一番上と下の欄を記入(赤マーカーの部分)して、他はかかりつけ医の先生に記入してもらい、保育園へ提出しました。

さらに園からは、アレルギー反応が出た時に使用する薬の提出も求められました。かかりつけ医では、最初シロップを処方されたのですが、使用期限が短いため、粉薬を処方してもらいました。


アレルギーは遺伝する?

診断されるまでは「アレルギーは遺伝で決まるもの」と思っていました。ですが私も夫も食物アレルギーはなく、「遺伝だけでは説明できないんだ」と気づかされました。


まとめ

この話はまだ進行中で、娘は現在、少量ずつ卵を含む食品にチャレンジしています。これまで食べられなかったものが食べられるようになり、「もっとちょうだい!」と元気におねだりする姿を見ると、本当にうれしいです。卵っておいしいんですね。

克服までの道のりはまだ続きますが、同じように悩んでいる方に少しでも参考になれば幸いです。

続き→(作成中!)


まさか自分の子どもにアレルギーがあるなんて、思ってもみませんでした。
保育園の行事で配られるお菓子も、娘だけはフルーツゼリー。
「いつか、みんなと同じお菓子を食べられるようになりますように」――そんな願いを込めて、今日も少しずつ前へ進んでいます。

不安もあるけれど、焦らず子どものペースで進めていけば大丈夫。
小さな一歩を積み重ねることが、未来の「できた!」につながっていくんだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました